【電動ガン】ICS/PAR MK3 CARBINE MTR

海外製のエアガン、特に台湾産の性能は国産エアガンに引けをとらないレベルまで達してきましたね。それどころか国産にはないモデルとシステムまで搭載して、市場も今や海外中心といった具合です。
台湾のICSも日本のエアガンを脅かす有力メーカーの一つ。独自の上下分割式ギアボックスを代表に、痒い所に手が届く製品が数多く販売されています。
今回紹介するモデルはチェコのPROAMRMS社から正式なライセンスを取得し、リアルな刻印を実現した電動ガン「PAR MK3」シリーズのカービンサイズモデルになります。




スペック


名称

ICS PAR MK3 CARBINE MTR

重量

3190g

全長

(ストック伸縮により変動)724mm〜803mm

付属マガジン

ゼンマイ式300発装填

初速

ノンホップ&0.2gBB弾使用時
1回目 / 89.71m/s
2回目 / 89.43m/s
3回目 / 88.63m/s
4回目 / 89.67m/s
5回目 / 89.19m/s

ここがGOOD!
・PROARMS社の刻印が痺れる!
・高い剛性、高いメンテナンス性、高い拡張性!
・取り回ししやすいサバゲー向きのモデル!


ここがBAD・・・。
・素手でグリップが握りづらい・・・。
・MTRストックのバッテリー収納スペースが狭い・・・。
・説明書にレシーバー分割時の注意書きがない・・・。


フロント



オリジナルデザインのフラッシュハイダー。イモネジを回せばハイダーが外れ、14mm逆ネジ対応のサプレッサーなども取り付け可能になります。カービンモデルなのでバレル長は10.5インチ。サプレッサーがハンドガードから伸びるように取り付けられるのは個人的に○!




ハンドガードは4面20mmレール仕様で光学機器は乗せ放題。かなり堅牢な作りのためガタつきとは無縁です。バリケードにぶつけたくらいではびくともしません。また上部のレールにはフリップアップ式サイトが標準搭載されているため、必要に応じて着脱可能となっています。


ボディ



チェコのPROARMS社から正式にライセンスを取得した証がここに・・・!これだけで所有欲が満たされる綺麗な刻印です。




付属のマガジンはP-MAGではなくT-MAGです。ICS AIRSOFTの文字がくっきり見えますね。軽量で扱いやすいので、このままでも充分です。




ロアレシーバーはかなり角のある形状ですね。セレクターはM4準拠でセーフティ/セミ/フルの切り替えができます。グリップもオリジナルデザインなのはいいんですが、素手で握りこむと人差し指の付け根が痛い!私の手が大きいせい?サバゲー中はグローブをはめるから気にならないので、別にいいんですけどね。




もちろんフラットなアッパーレシーバーにも20mmレールを搭載。リアサイトもフリップアップ式です。サイトの前方にあるスイッチを前に滑らせると画像のように起立します。サイトは左右の調整が可能。




チャージングハンドルは今にも羽ばたきそうな形をしていますね。このフォルムは好き嫌いが分かれるかもしれません。



レシーバーの反対側です。なんと刻印にチェコの国旗とメイドインチェコの文字が!私のようなチェコ銃器ファンにはヨダレものです。ボルトフォワードアシストノブはダミーなので機能はありません。セレクターがアンビタイプではないのに対し、スリングスイベルだけ両面に付いています。左利きの人の微妙そうな顔が目に浮かびます。マガジンリリースボタンはM4と同じですね。




チャージングハンドルを引くとボルトカバーが開き、HOP調整が可能となります。ダイヤル式でクリック感も良し!バレルと同じ軸に収まっているのでゲーム中にずれる心配もありません。またPAR MK3にはブローバック機能(リコイルはないよ!)が搭載されているので、ボルトが後退します!


リヤ



おお!MOEストック!・・・と思いきやココにもICS AIRSOFTの文字が。オリジナルデザインのMTRストックなるパーツです。確かにところどころ形状に違いがありますね。PAR MK3にはMTRストックの他にクレーンタイプのストックモデルも存在します。そちらの方が人気らしいですね。理由は後述。




ストックを外すと後部配線が登場します。この配線が中々の曲者で、とにかく収納ペースが狭い!セパレートのLiPoバッテリーを入れると、一番短い状態まで縮まなくなります。というかバッテリーを接続していなくても、コネクタがパットプレートに干渉して飛び出してくる恐れが・・・。クレーンストックは内部が広々設計なので、そんなことないみたいです。MTRの方が入手しやすい理由がコレ。とは言っても社外品と互換性があるため、必要ならば取っ替えちゃっていいでしょう。


一押しポイント!



ICS製品の多くに共通する分割式メカボックスを紹介。まずテイクダウンピンを叩いて取り出します。無くさないように注意が必要ですね。すると簡単に上下が分割し、メカボックスが現れます。この時に一つだけ注意が。




ロアレシーバーからセクターギアが見えると思うんですが、歯が飛び出してますよね?これ、実はBADな状態です。PAR MK3はセレクターをセーフティに入れることによって、スプリングを解放してヘタリを予防してくれます!同時に逆転防止ラッチも解除されるメンテナンスやカスタムに嬉しい機能なんですが、セーフティ状態でない時に分割するとスプリングが強制的に戻り、タペットプレートやピストンに衝撃が加わり破損する恐れがあります。セクターギアの歯が上を向いた状態ということは、逆転防止ラッチが生きていたということですね。これを防止するにはマガジンを外し、バッテリーを繋げセーフティ状態にした後一度トリガーを引いてください。




分割してチャージングハンドルを引くとインナーバレルとチャンバー、そしてメカボックスの上部が簡単に引き抜けます。カスタムが楽チンすぎです。是非、他のメーカーにも採用していただきたい!写真では見えにくいですが、メカボックスから一枚黒いプレートが飛び出しているのがわかります。セクターギアの歯が上を向いた状態で戻そうとすると、干渉してこれも破損の原因となります。その時はバッテリーを接続してトリガーを引き、ドライブさせて歯の位置が下を向くように調整しましょう。


スペック


箱出しの状態だと少しギア鳴りが気になりますが、実射性能は抜群!購入してすぐ使えるのは嬉しいですね。気になる方もメカボの分解が楽なのでシム調整にもすぐ取りかかれます。またICS製品は最近のロットからSBDを標準搭載しているので、スイッチの磨耗対策もバッチリです!今回のモデルも最新ロット。至れり尽くせりですな〜。その他の機能も多くのICSエアガンに搭載されているので、PAR MK3のウリは刻印だけと言ったらそれまでですけど、チェコの工業製品に拘る方にはオススメですよ!


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